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がん検診百害あって一利なし―もはや欧米では「検診無効」が常識だ [がん検診]

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がん検診百害あって一利なし―もはや欧米では「検診無効」が常識だ

 じつはがん検診に関して日本人は、〝井の中のかわず〟状態です。読者は、欧米で肺がん検診も胃がん検診も行われていないことを知らないのでは? 各種がん検診をうけると、がん発見数が増えるけれども、がん死亡数は減らないこと、場合によっては死亡数が増えることも知らないはずです。
 これに対して欧米では、これまで実施してきた検診についても、その効果を否定する、大きな潮流が生まれています。例を挙げましょう。
前立腺がん検診は、欧米でも盛んに行われてきました。ところが二〇一二年に米国政府の予防医学作業部会が、「前立腺がん検診への〝反対〟を推奨する」と表明。つまり「検診をうけるな」と。
●カナダ政府の予防医学作業部会も二〇一四年に、「すべての年齢の男性に、前立腺がん検診をうけないことを推奨する」と発表。
●乳房のエックス線検査(マンモグラフィ)による乳がん検診は、欧米で広く実施されています。ところがスイスの医療政策を審議する医療委員会が二〇一四年、乳がん検診の廃止を提言。
 そしてついに、医学者のあいだでも「検診無効」が常識化。典型は二〇一六年初頭に「ブリティッシュメディカルジャーナル」という世界有数の総合医学雑誌に載った論文で、そのタイトルは「なぜこれまで一度も、がん検診による救命が示されていないのか」(BMJ 2016;352:h6080)
 以下省略
 【近藤 誠:がん検診百害あって一利なし―もはや欧米では「検診無効」が常識だ. 文藝春秋第九十四巻第七号 316-325 2016】

私の感想
 この一連の論争は長く続いてきました。残念ながら私にはどちらが正しいのかよく分かりません。
 ただ、検診嫌いの私には有り難い情報です。

 「なぜこれまで一度も、がん検診による救命が示されていないのか」(BMJ 2016;352:h6080)の原文を要約だけは無料で閲覧することができますよ。
 http://www.bmj.com/content/352/bmj.h6080
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